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冬のバス釣り!極端にリアクションバイトを意識し過ぎるな!寒くてもブラックバスは動いてる。

冬バス

冬のデカバスを狙って釣りに行こうとしている方へ。

さて、とうとう本格的な冬がやってきてました。

真冬の様な低水温時期のブラックバスは極端に活性が落ち、水温の安定したディープエリアに集中し、なかなか釣れない時期です。

しかし体力のある大型のブラックバスは、小バスとは違い、そんな低水温時期でも悠々とベイトを探し動き回っています。

そう言うデカバスのみが狙って釣れるこの時期は、アングラーにとって貴重な時期とも言えます。

極寒の中、釣行に行こうとしている皆さん同様、僕もどれだけ寒かろうが釣りに行くタイプのアングラーです。笑

僕はバス釣り初心者の頃、なかなかブラックバスが釣れず本当に苦労しました。そんな僕は雪が降っている中でも釣行に出かけ、そして釣れずに帰路に着く。そんな週末を繰り返していました…

そんな初心者の頃の僕も、何も気合だけてブラックバスを釣り上げようとしていたわけじゃありません。

しっかりとネットで情報を集め、「冬のバス釣りはリアクションで釣れ!」と言う情報を信じて準備して釣行に向かっていました。

しかし今となって思うのが「確かにリアクションバイトは低水温時期に有効だが意識しすぎは良くない」と言うことです。

今回はそこんところを解説していこうと思います。 ではさっそく解説していきます!

本記事のテーマ

リアクションバイトだけに頼らず、冬場でも状況を判断してルアーを選択しよう!

目次

  1. リアクションバイトとは?
  2. リアクションバイトを意識しすぎるな!
  3. 冬のブラックバスの特徴について
  4. まとめ

 

管理人の紹介

僕がバス釣りを始めたときは、釣り方をネットで調べようにも欲しい情報がなかなか手に入らず、1年ほど釣れない時期が続き本当に苦労しました

考えてみればその時からいつかバス釣り初心者用の解説記事を書きたい!」と思っていました。 最近の釣行では比較的安定して釣果を出すことができ少しでも役に立てばと思い本記事を執筆しています。

それではさっそく解説していきます!

リアクションバイトとは?

リアクション(反射的)バイト(口を使う)

リアクションバイトとは、そのままの意味ですがブラックバスが目の前にあるものに対して反射的に口を使ってしまう性質のことです。

この反射バイトはいくつか種類がありますが、基本的にはブラックバスの視界に急に入ってきた物体や、もしくは視界から急に消えた物体に対して素早く反応して口を使う動作になります。

これはブラックバスが捕食のために口を使うのとは全くの別物で、ブラックバスの性質を利用して無理やり口を使わせるテクニックになります。

人間で言うなら目の前に急にボールが飛んできてとっさに避けてしまう動作に近いですね。

ブラックバスの場合は口で対処していると思っておいて下さい。

このリアクションバイトを誘発する釣り方はテクニックが入りますが、サイトフィッシングなどで良く用いられます

また無理やり口を使わせると言う釣り方なので真冬の低水温時期で活性が低い様なブラックバスにとても有効です。

冬の釣りで最も有名なルアーとしてメタルバイブが挙げられます。

このルアーもリフト&フォールで急浮上、またはフォール時にブラックバスの視界に急に入り込んだ時にリアクションバイトを誘発するためのルアーです。

やはり冬の定番アイテムとして、口を使わないブラックバスに対して非常に有効なルアーです。

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リアクションバイトを意識しすぎるな!

ルアー これは初心者だった頃の僕に伝えたいことなのですが、僕がバス釣り初心者だった頃は、ネットに転がっている「冬のバス釣りはリアクションバイト」と言う情報を信じ過ぎ、何の考えなしにメタルバイブを投げ倒していた事が、なかなか冬のブラックバスを釣れなかった原因だと思っています。

バスフィッシングは、状況をしっかりと把握して考え、ブラックバスに的確なコンタクトをしていくのが魅力だと思っています。

そんなバスフィッシングで状況を見ようともせずネットの情報だけを頼りにして釣りをしていたんじゃ釣れないのも当たり前ですね。笑

もちろん冬のリアクションバイトは非常に有効です。しかしなんの考えもなしに釣れるほどバス釣りは甘くありません。

ブラックバスの好む場所。フィーディング時間、水温、レンジ、その他もろもろをしっかりと考えてブラックバスにコンタクトする必要があります。

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冬のブラックバスの特徴について

冬のブラックバスの特徴を少し挙げてみます。

  1. 水温が低くなると活性が低くなる
  2. 基本はディープエリアの水温が安定した場所を好む
  3. 低水温になるとベイトフィッシュ(小魚)がメインの捕食対象になる
  4. 水温が最も高くなる夕方が唯一のフィーディングタイム!
  5. 体力のある大型のブラックバスは低水温時期でも動き回る

水温が低くなると活性が低くなる

ブラックバスの適水温は大体20°〜27°と言われていて変温動物であるブラックバスは水温が低下するにつれて活性が低くなり、捕食量も少なくなります。 水温が10°を下回ると極端に活性が落ち、また5°以下になると捕食する回数は2週間に一度くらいになります。

しかし活性が低くなるのは、動けず全く捕食活動ができないわけではなく、ブラックバスの新陳代謝が低下し消化速度が遅くなるのが原因です。

つまりわざわざ動き回って栄養を補充する必要がないと言う事です。

少し考えてもらいたいのですが、夏場の水温が高い時期ではブラックバスの活性がとても高く簡単に食べてきますよね。

おそらく餌も大量に捕食しているはずです。しかし釣り上げたブラックバスがガリガリに痩せていた事ってありませんか?

また冬のブラックバスはあまり捕食していないにも関わらずコンディションは良型が多いです。

ブラックバスにとって低水温時期は無理して動き回らず、捕食しなくても生きていける割と居心地のいい水温なのかもしれません。

基本はディープエリアの水温が安定した場所を好む

あまり動きたがらない冬のブラックバスにとって、水温の変化は面倒なものです。

基本的に一日中動き回る必要のないブラックバスは比較的水温が安定しやすいディープエリアのボトムに潜んでいます。

またディープエリアだから良いと言うわけではなく、ここで注意してもらいたいのが水温が安定している場所、と言う事です。

いくらディープエリアだからと言っても、カレントが直接当たる様なポイントや、1日を通して水温変化が激しい様な場所はブラックバスは好みません

低水温時期になるとベイトフィッシュ(小魚)がメインの捕食対象になる

ベイトフィッシュ これはブラックバスについてと言うより、フィールドの変化ですね。

真冬の様な低水温時期ではエビや甲殻類系のベイトの個体数が極端に減るため、ブラックバスが捕食の対象とするのが必然的に小魚系になります。

活性が低いブラックバスに有効なピリピリとした超微振動のアクション。

そういったアクションが出しやすいシュリンプ系ワームもいいと思うのですが、やはりマッチ・ザ・ベイトを意識したルアーを選択した方がいいんじゃないかと思います。

まぁこれは人それぞれだと思うのでいろいろ試してみて下さい。

水温が最も高くなるのは夕方!唯一のフィーディングタイムを見逃すな!

夕まづめ 冬のブラックバスは、活性が低く一日中ボトムにいると思われがちですが、しっかりと捕食活動を行っています。

特に夏場が2時が最高気温、最高気温になるのに対し、冬のフィールドでは夕方4時〜5時あたりが一番水温が高くなり、このごく僅かな時間でブラックバスは捕食活動を行っています。

朝マヅメでは夜間に冷え切った水温が上がりきれずシャローエリアに上がってくることはあまりありませんが、1日を通して一番気温が高くなる時間帯の夕まづめが一番期待できます。

冬は昼ごろゆっくりスタートして、夕マヅメだけ狙う。なんて釣行スタイルが良いかもですね。

体力のある大型のブラックバスは低水温時期でも動き回る

これが大型のみ狙えると言う冬のバス釣りの醍醐味です。

大型のブラックバスは、その体の大きさから必要とする栄養が多く、冬場でも餌を探し動き回らないといけません。 小バスと違い、体力があり低水温時期でも悠然と泳ぎ回りベイトを探し回っています。

しかし決して活性が高いと言うわけはなく、動きは遅くあまりに早く動くルアーは追いきれず、すぐに諦めてしまいます。

これがバイブレーションやメタルバイブ、シャッドの高速巻きなどを使ったリアクションバイトの欠点で、リアクションバイトを誘発させるには素早い動きというのが必要になってきます。

しかし、せっかく捕食のため動いている大型のブラックバスは、早い動きにはなかなかスイッチが入らず口を使いません

こう言ったブラックバスはシャッドなんかでゆっくり誘ってあげて、たまに止めてあげるくらいの食わせの間を作ってあげるのが良いと思います。

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まとめ

今回はリアクションを意識しすぎるな!というテーマで執筆しましたが、決してリアクションがダメというわけではなく、むしろ低活性のブラックバスを釣り上げるためには必要なことだと思っています。

ただ、メタルバイブを投げとけば釣れる。なんて考えなしに釣りをしても苦戦するって事はなんとなく伝わったでしょうか…

メタルバイブやバイブレーションをでリアクションバイトを狙う場合は、ブラックバスに好みそうな水温が安定したディープエリアを探し回る。

ココがポイント

朝、昼などの水温が上がりきっていない時間帯は水温が安定しているディープエリアでリアクションバイトを狙おう!

また夕まづめなどの水温が少しでも高い時間帯や、その日の気温や水温、状況に応じてブラックバスがフィーディングをしていそうなら、ゆっくり誘ってあげて下さい。

ココがポイント

夕まづめなど少し水温が上昇したらフィーディングしているブラックバスを狙おう!

とりあえずいろいろ考えて釣りをしていたらいつかデカバスに出会えます!

寒いですが風邪を引かない程度にお互い頑張りましょう!

最後に・・・

以上、冬のバス釣りついて記事を書いてみましたが僕の経験を元に執筆しましたので、かなりの偏見も混じっているかもしれません。

ですので参考程度に頭に入れて置いてもらえたらなと思っています。

本記事が少しでも皆さんの釣果に繋がれば嬉しいです。ではまた次回の記事で!

最後まで記事を読んでくれた方へ追加情報。ディープエリアで釣れたら連発のチャンスです!水温が安定しているポイントは数少ないためブラックバスが数匹集まっている場合もあります。ちょっと粘ってみると良いかもですね!

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