バス釣り初心者の方で道具ばかり集めている方へ
最近、友達や会社の先輩に誘われてバス釣りを始めてみたけど、 何をやっても釣れない…。
どうにか上手くなって周りのみんなを驚かせたいな、とか考えていませんか?
本記事ではバス釣り初心者の方が安定してをブラックバスが釣れるようになる為、というテーマにフォーカスして解説していこうと思います。
本記事のテーマ
超初心者向け!バスフィッシングの魅力とゲーム性を理解して釣れるようになるかもしれません!
目次
- バスフィッシングの魅力について
- ブラックバスの好む(いる)場所を予想する
- バス釣りは大別すると点と線
本記事の信頼性
本記事を執筆している僕はバス釣り歴8年。
僕がバス釣りを始めたときは、釣り方をネットで調べようにも欲しい情報がなかなか手に入らず、1年ほど釣れない時期が続き本当に苦労しました。
考えてみればその時から「いつかバス釣り超初心者用の解説記事を書きたい!」と思っていました。
最近の釣行では比較的安定して釣果を出すことができ少しでも役に立てばと思い本記事を執筆しています。
それではさっそく解説していきます!
バスフィッシングの魅力について
勉強しても釣れない…
バス釣りに出掛けてフィールドに立ちなんとなくで真ん中にルアーを投げていませんか?結論から言ってしまうと、何の考え無しにルアーを投げてバスか釣れるほどバスフィッシングは甘くありません。
これは僕の経験から言えることなんですが、僕がバス釣りを始めてから約1年半は全くと言っても良いほどバスが釣れない時期が続きました。
youtubeでバス釣りの動画を見漁ったり、ネットで初心者用の解説記事を読んだりと勉強をしてみたりもしましたが、動画や記事に載ってあるオススメのルアーを買ってみては投げ、そしてロストするという悪循環になり、正直なところ僕が納得のいく効果はほとんど得られず無駄に時間とお金を使っていました。
あるきっかけでブラックバスが釣れるようになった。
そんな迷走をしているとき、知り合いの方のバスボートに乗せてもらえるという話が僕の元に運よく入り込んできて、僕は人生は初のバスボートフィッシングをする事になりました。
その日はまだ早春で肌寒い時期でした。朝7時ごろに出航し、石積みや倒木などの水中ストラクチャーを念入りに狙い午前中に同乗者が一本を釣り僕はといえばやはり何もなし…。
午後に入り諦めていた時です。
適当にキャストしてチャターベイトを巻いていた僕の竿にすごい衝撃が走りました。あまりの重たさにリールは回らず他の同乗者は「木に引っかけたんじゃね?」と半信半疑。しかし結果は…
54cmの良型のブラックバスでした。まだまともに40UPを釣り上げたこともなかった僕としては感動を通り越してしばらく放心状態でした。
しかしその一匹が同乗者いわくヒントになったらしく、午前中まではなかなか数が釣れなかったにも関わらず、その一匹を釣って以降、状況は一気に好転し僕を含め全員が次々と釣れ始めました。
そんな最高の状況で僕が感じたのは、
正直あの辺りに投げれば釣れんじゃね?
とかいうちょっと余裕こいた感想でした。
しかし今となって思うのがその「あの辺り」というのがバスフィッシングの本質で、 釣果に直結する最も重要なテクニックのひとつだと確信しています。
さて、ではその「あの辺り」について詳しく解説していきます。
ブラックバスの好む(いる)場所を予想する。
ブラックバスはわりと規則正しく素直な生き物です。
僕が今回みなさんに伝えたいのは、ブラックバスは時期や気温、天候に左右されるものの、ある程度好む(いる)場所が決まっていると言うことです。
例えば真夏の暑い日、人間ならば冷房の効いた部屋でポテトでも食べながらDVDを見たりします。
またそれが冬ならば暖かい布団から出たくないと感じるのはいたって自然なことだと思います。
さてブラックバスはどうでしょう?ここで少しブラックバスになった気持ちで考えてみましょう。
もしも僕がブラックバスならば真夏の暑い日はまずは日陰や冷たい水が流れ込んでくる涼しい場所を陣取り、ついでにポテトに代わるミミズでも目の前にあったらすぐに食べてしまうと思います。
さてもう少し考えてみましょう。これが真冬の雪が降っている日なんかはどうでしょう?
僕は冬が嫌いです。もし僕がブラックバスならば布団に代わるあったかい場所から一切動かず、とにかく寝ますね(笑)
そうです。ブラックバスも同じなんです。そんなはず無いだろと思いますか?意外とそんなもんです。
さらに言えばブラックバスも人間と同じで常に食事をしているわけじゃなくて、一日3食くらいなんじゃないかと勝手に思ってます。
そして食間のおやつを食べる回数が少し多いだけ。僕はそんな風に想像して釣りをしています。
人間は十人十色。ブラックバスは?
人間は一人ひとりで性格が違います。僕のように冬が嫌いな人もいれば寒い日こそ外で遊ぶべきという強者もいます。
ブラックバスも同様で暑いからと言って引きこもらず外ではしゃぐ個体もいれば、ひなたぼっこをして遊んでる個体もいます。
ですので必ずしもみんなが同じ行動を取っているかと言えば答えはNOです。
しかし今の時代、暑いのにわざわざ外で遊ぶ人も稀で大多数の人間は冷房を効かせてポテト食べてると思います。
ブラックバスにも個体差はあるもののほとんどのバスが似たような行動をしていると思いますよ。
そんなバス達をどうやって釣るか。
さて本題です。そんな個性豊かなバス達をどうやって釣るか。
いろいろと方法はあるんですが今回は超初心者向けの記事ということで効率重視で釣果を向上させるポイントを解説していきます。
大多数のバスが取っている行動を予測して釣りをしよう!
効率よくバスを釣っていくには可能性をできる限り高める必要があります。
ですので少数派のバスなんかは無視しといて、まずは大多数のバスがいそうな場所にルアーorワームをキャストしましょう。大多数のブラックバスが取りそうな行動ってなんだよ!と思われるかもしれませんが、それは…
もし自分がブラックバスなら…と考える癖をつける。
と良いと思います。なぜなら僕の経験上、ブラックバスと人間の思考は案外似ていて、暑い日には涼しい場所にいて、寒い日は暖かい場所。
そしてブラックバスにとって動きやすい水温や天気ならば回遊していることが多かったからです。
とは言えそれが分からないという方も多いと思います。今回はブラックバスにとって涼しい場所、暖かい場所、動きやすい状況についてもう少し深掘りして解説します。
ブラックバスにとって涼しい場所
メモ
・冷たい水が流れ込んでいる場所(インレット)
・水の流れがある場所(カレント)
・日陰ができる場所(シェード)
・ゴミ溜まりや浮き草の下(カバー)
暑い日は流れや日陰を意識しよう
特に真夏の猛暑の日はインレットが激アツです。流れ込みを見つけたら絶対にいるという気持ちで投げ込んでください!
日陰やカバーのにいるバスは休憩中なので、バスが餌を見つけるまで少し時間がかかる場合があります。丁寧に誘いましょう!
ブラックバスにとって暖かい場所
メモ
・水温が安定する場所
・水深が深い場所(ディープエリア)
・直射日光が当たり水温が上がりやすい浅い場所(シャローエリア)※時間帯による
寒い日は深く水温が安定した場所を狙おう
次は冬の極寒の日。寒さに耐えて深いエリアを頑張って探してください!上記には書いてませんが、濁っている場所は日光の熱を吸収やすく水温が高くなりやすいです。しかし冬のバスはなかなか食べてきません。諦めて家に帰るのも一つの選択肢かも…
ブラックバスにとって動きやすい状況
メモ
・曇りの日や雨の日
・朝や夕方
正直これは感覚です。一般的にブラックバスは朝方や夕方に動き回って捕食するのですが、雨の日なんかは常に活性が高いとか…。
水面が騒がしいなとか小魚が動いてるなと感じたらブラックバスが食事している可能性があります。
そんな時はピンポイントで狙うのではなく、とにかく広範囲を探ってみてください。
朝方や夕方は広範囲を探れる巻物をやってみよう!
特に雨の日は爆釣の可能性大!活性がすごく高くすぐに食べてくるかもしれないです。
カッパを着て釣りに行く価値は全然ありですよ!
しかし水難事故には気をつけて。
バス釣りは大別すると「点」と「線」
上記で少し触れましたが、最後に点と線の釣りについて簡単に解説していきます。
まずブラックバスを釣るためにラインの先につける模擬エサのことをトレーラーと言います。
このトレーラーには大別すると撃ち物と巻き物というものがあります。
基本的に巻き物とは遠投をしてただ巻くだけでトレーラーが勝手に動き、広範囲を短時間で効率良く調べることが出来るというメリットがあります。
またブラックバスが積極的に小魚を追っている状況では、水中を横に泳ぐものに反応するので、食べてくる可能性も高くなります。
対して撃ち物とは、広範囲を素早く探る巻き物とは反対で、一箇所をゆっくり探る釣り方です。
またこの釣り方はブラックバスがあまり動いていないという状況で、石積みや倒木の下、浮き草の隙間に落とすなどのピンポイントで探ることができるというメリットがあります。
またそういったストラクチャーが絡んでいる所にいるブラックバスは警戒心が薄く、すぐに食べてくる場合も多いです。
どちらにもメリット、デメリットがあるので状況に合わせて選択するのが一番良いと言えるでしょう。
さてこれまで基礎の基礎のことを解説してきましたが、最初は誰しもが初心者で釣れない時期があり必ず悩みます。
ブラックバスフィッシングにおいて絶対の正解はありません。
しかしブラックバスが全く釣れないアングラーの方はまず釣り場の情報から集めてみてはどうでしょうか?
技術的な問題やブラックバスについての知識もまだまだこれからだと思いますが、まず釣れるところに行かないと釣れない。というのは確かです。
まずは1本!頑張りましょう!
最後に・・・
以上、初心者向けに記事を書いてみましたが、僕の経験を元に執筆しましたので、かなりの偏見も混じっているかもしれません。
ですので参考程度に頭に入れて置いてもらえたらなと思っています。
ですが本記事が少しでも皆さんの釣果に繋がれば嬉しいです。
ではまた次回の記事で!