冬バス攻略の糸口!サーキットバイブに興味がある方へ
ブラックバスフィッシングにおいてルアーの選択は最も釣り人を楽しませる要素のひとつです。
様々な形状、特徴があるルアーの中でメタルバイブは、底水温エリアの冬個体となったブラックバスに無理やり口を使わせるリアクションバイトを誘発させるのに持ってこいのルアーです。
デプスから販売されているサーキットバイブは、底比重かつ、0.8mmの極薄マテリアル。
また見た通り、重りがルアーの下部に集中しており、底重心ボディで設計されたこのサーキットバイブは、安定した水中スイムアクションを可能とし、素早い泳ぎ出とキレのあるハイピッチクションを生み出します。
この素早い泳ぎ出しと、ハイピッチアクションは冬バス攻略の鍵となるリフト&フォールでのリアクションバイトを狙うことができます。
またアングラーのストレスとなっていた、フックへのライン絡まりを安定したフォール姿勢で軽減しており、ブラックバスがどこにいるか状況が掴みづらい冬バス釣行で、テンポよく広範囲をストレスなく探ることができるのも特徴だと思っています。
本記事では様々なメタルバイブを使ってきた僕が、冬バス攻略のショートリフト&フォールでよく使用する「サーキットバイブ」について、使用例も交えながら説明します。では早速見ていきましょう!
本記事のテーマ
メタルバイブはサーキットバイブで決まり!人気リアル系ワーム「サーキットバイブ/deps」の特徴と使い方を解説!
目次
- サーキットバイブとは?
- サーキットバイブ特徴
- サーキットバイブの使用例
本記事の信頼性
本記事を執筆している僕は現在バス釣り歴8年。
僕がバス釣りを始めたときは、釣り方をネットで調べようにも欲しい情報がなかなか手に入らず、1年ほど釣れない時期が続き本当に苦労しました。考えてみればその時から「いつかバス釣りの解説記事を書きたい!」と思っていました。
最近の釣行では比較的安定して釣果を出すことができ少しでも役に立てばと思い本記事を執筆しています。 それではさっそく解説していきます!
サーキットバイブとは?
即座な泳ぎ出しを可能にしたサーキットボードボディ!
やはりサーキットバイブの特徴と言ったら、この独特な形状の底重心ボディじゃないでしょうか。
この底重心ボディは水中アクション時の安定姿勢を保つだけでなく、フォール姿勢、素早い泳ぎ出しを可能にしています。
冬バス攻略時によく耳にするリアクションバイトではブラックバスの目の前に急に現れた物体や目の前から急に姿を消す物体に対し、捕食行動とは別に反射的に口を使ってしまうブラックバスの特性を利用した釣りになります。
そう言ったリアクションバイトを誘発させるには、素早い泳ぎ出しが可能で、かつリフト&フォールで誘うのが最も手っ取り早いです。
しかしここで問題となってくるのが、ライントラブルです。
経験したことがある方もいると思うのですが、激しいアクションをさせるこのリフト&フォールでは、ラインのフケがルアーに何度も絡まり、ストレスが溜まります。
そう言った状況でもこの底重心ボディのサーキットバイブなら安定したフォール姿勢を保ったまま素早くフォール。また素早い泳ぎ出しを可能にし、冬バスにコンタクトするまでストレスなく釣りに集中することができます。
サーキットバイブの特徴
ざっと3つくらい!
- 底重心ボディでのハイフォーマンスアクション
- 安定の姿勢キープ力でライン絡まり軽減
- オールシーズン、どんな状況でも活躍するマルチなメタルバイブ
底重心ボディでのハイパフォーマンスアクション
メタルバイブは冬バス攻略の定番とも言われているルアーの種類で、やはり一番重視するのがリアクションバイトの誘発率だと思います。
様々なメーカーのメタルバイブも、それぞれ個性があって、良し悪しがあるんですが、僕個人として、リアクションバイトだけを考えるならサーキットバイブが一番だと思います。(個人の感想です)
冬のブラックバスは水温が安定するボトム付近でじっとしており、そんなバスがルアーに反応するのはごく僅かな距離だけです。
そのためボトム到着からの泳ぎ出し、ワームを動かし始めたら素早くアクションする必要があります。そう言ったリアクションバイトを誘発させる際の素早い泳ぎ出しが非常に早いです。
また底重心ボディから生み出されるハイピッチアクションは、ブラックバスの目の前から急に消えるだけでなく、冬個体のブラックバスが反応する短い距離をバイブレーションも交えながら誘うことができます。
安定の姿勢キープ力でライン絡まり軽減
冬場でのメタルバイブ釣行で一番ストレスになるのが、フックとラインの絡まりです。
特にブラックバスがどこにいるか何も掴めていない状況だと、広範囲をチェックするために何度もキャストを繰り返し、またリフト&フォールで発生したラインスラッグで、さらにライン絡まりが増加し、ストレスの原因となります。
そんなラインの絡まりも、この底重心ボディは活躍します。
安定したフォールアクションは、無駄にルアーがロールすることなくフォール時に多発するフックとの絡まりを軽減します。
オールシーズン、どんな状況でも活躍するマルチなメタルバイブ
メタルバイブといえば冬バスというイメージがありますが、1年中、どの季節でも釣果が期待できます。
リアクションバイトなんかは、ブラックバスの特性を利用した釣りなのでそのまんまなんですが、ハイピッチアクションは冬場に限らず、特に春先での早い段階で、小魚系ネイトフィッシュを荒食いしているようなブラックバスにとても有効です。
ハイピッチアクションを追求して開発されたこのサーキットバイブは、ブラックバスから逃げ回るベイトフィッシュを演出し、リフト&フォールに限らず、通常のスイムアクションで、巻物として使用することもおすすめできます。
また、サーキットバイブには、ラインとの接続部分が二箇所設計されており、前方のラインアイは素早いスイムアクションをした際に、ルアーが浮いてしまうのを抑制し、より早くリトリーブできるようにセッティングできます。
後方のラインアイは、水流をよく掴み、リフト&フォールしやすいせっっティングとなっており、状況と使用方法に合わせて即座に切替ができます。
個人的なサーキットバイブの使用例
冬場でのリフト&フォール
僕がサーキットバイブを使う際は、やはりリフト&フォールでの多いリアクションばと狙いが一番多いですね。
特に底水温エリアで、ディープラインを探る際、1/2ozくらいの少し重めのサーキットバイブを選択して、ロッドはMくらいの少し柔めの硬さでルアーの重さをしっかり感じながら、アクションをします。
また、冬場のブラックバスはショートバイトが多く、せっかく掛けたとしても身千切れなんかしたらとてももったいないです。
ドラグをいつもより緩めにして丁寧にランディングをします。
そして、メタルバイブはフックがダブルフックなのでバレやすいということもよく聞き、実際にファイト中にバラしたことが何回もあります。まぁ僕が下手なだけだと思うんですが。
個人的に根がかりの回数が増えるかもしれませんが、リアフックだけトリプルフックに変更してみるのもおすすめします。
実際に、冬場の釣行で何回も当たってきくるが、全く乗らないって状況の時に、トリプルフックに変更した途端、真冬に47センチが釣れた経験があります。
気になる方は一度試してみて下さい!
春先での巻物
サーキットバイブの特徴のハイピッチバイブレーションのアクションは、春先でのスポーニング時期でも効果を発揮します。
特にクランクなんかよりフォルムが小さく、フラッシング効果でアピール力が高いのと、超ハイピッチアクションです。小魚を積極的に追っているようなブラックバスとコンタクトするには、一番いいんじゃないかとも思っています。
春先でブラックバスは、冬場動けなかったのと、スポーニングに向けて体力をいち早く回復したいって行動を取るので、一概にはいえませんが大きめのベイトを好む傾向にあります。
しかし、冬が開けたばかりの時期は、ブラックバスのコンディションが全回復ではなく、ゆっくり回遊しながら目の前を通る小魚をリアクション気味に捕食する傾向があります。
そう言った冬明けの春序盤に、このサーキットバイブのただ巻きは非常に活躍します。
春序盤、またフィールドのベイトフィッシュが小さめのエリアなんかで是非みなさんも試してみてください!
最後に・・・
以上、今回はdeps / サーキットバイブについて記事を書いてみましたが、僕の経験を元に執筆しましたので、かなりの偏見も混じっているかもしれません。ですので参考程度に頭に入れて置いてもらえたらなと思っています。
ですが本記事が少しでも皆さんの釣果に繋がれば嬉しいです。
ではまた次回の記事で!