1月の大分県、豊後水道!太刀魚釣りの状況を日記風に解説!
今回は大分県から出発する遊漁船で太刀魚ジギング釣行!
大分県の太刀魚釣り自体、テンヤという仕掛けを使ってのエサ釣りが有名ですが、今回はジグのみというちょっと変わった釣りに挑戦!
遊漁船も12人乗りの大きめの船で、そのうち9人はテンヤ釣り、残りの4人がジギングという異物を見るような目で見られながらも船の端っこで細々と釣行してきました。
今年は例年より少し気温が高めで、1月中旬と言うのに暖かい気温でまさに釣り日和!
青物ジギングで何回かお世話になっている遊漁船ですが、タチウオジギングが初めての僕は誘い方や釣果などが未知数で不安も多いですが、今回も状況を見ながら釣りをしていきたいと思います。
遊漁船出発は午前6時!チャーター(貸し切り)ではないので寝坊しないよう福岡在中の僕は朝3時には起床して出発です。
遊漁船に乗り込みポイントに到着したのが7時半くらいで大体3時半くらいまでの6時間くらいの釣行です。
本来はもっと遅くまでするようですが、風が強くなってきたので早めの帰着です。
個人的に初めての太刀魚ジギングにしては十分な釣果だったので、釣行の様子を記事にします!
緩めの釣行日記ですので期待せずゆっくり眺めて行ってください!
本記事のテーマ
大分県豊後水道で太刀魚ジギング!一日の釣行の流れを解説します!
目次
- 【その1】準備編。
- 【その2】釣りポイント到着!釣行開始!
- 【その3】潮が早いとなかなか渋い
- 【その4】潮が早い時はテンションフォールが有効?
- 【その5】ついに潮止まり!
- 【その6】上潮より下潮!
- 【その6】釣果報告!
管理人の紹介
僕がオフショアのジギングに興味を持ちショアジギングを始めたときは、釣り方をネットで調べようにも欲しい情報がなかなか手に入らず本当に苦労しました。
考えてみればその時から「いつか役に立つ釣りのブログを書きたいなぁ」と思っていました。 どの釣りにも言える事ですが、ジギングは事前の情報収集が非常に大切だと感じます。
最近の釣行では比較的安定して釣果を出すことができ少しでも役に立てばと思い本記事を執筆しています。
また今回は釣行日記ということで、いつもよりさらに緩めで執筆しています。
ゆっくり眺めていってください!
大分県の豊後水道、太刀魚ジギング!
事前の準備と注意点。
さて今回は人生初の豊後水道での太刀魚ジギング!
大分県の沖合である豊後水道は日本でも有数の大型の太刀魚が釣れるポイントとして有名で、とにかくアベレージサイズが大きいです。
僕自身、福岡県から出港する遊漁船で玄界灘での太刀魚ジギングをした事があります。
時期も大きく影響すると思いますが玄界灘での太刀魚は指3本が平均で指5本が釣れればドラゴン級と言われているように感じます。
しかし豊後水道での太刀魚は指5本が平均!
指10本が釣れることもあるとかで桁が違います!
しかし注意点として豊後水道での太刀魚釣りはとにかく深い水深のポイントを流す事が多く、今回の釣行ポイントも水深150メートル〜200メートルくらいと玄界灘では考えられない水深でした。
テンヤについては僕は詳しくないので分かりませんが、その深い水深に伴って使用するジグの重さは150グラム〜250グラムと超ハイウエイト。
その情報を聞いた時にジグを仕入れに何軒もの釣具に買い物に行きましたが、まず250グラムのジグなんかどこにも置いてません…
特に太刀魚は魚の中でも特に鋭い歯で、ショックリーダーなんか一発で切られます。
今回の釣行で僕はジグを2本取られましたが、多い時は7〜8本のジグをなくすこともあるとか…多めに調達しておいた方が良さそうです。
ジグは200グラム前後!
結構な頻度でラインを切られるのでジグは多めに準備!
釣りポイントに到着!釣行開始!
さて今回は遊漁船ということで、詳しいポイントは全く分かりませんが船長さんが選んだということは何かしら魚探に反応しているということ。
期待を胸にタックルを準備していると船長さんんが「180メートルに反応あるよ〜」とアナウンス。
いや180メートルって…少し耳を疑いました。
玄界灘でタチウオジギングをした時は水深40メートルから60メートルだったので、深いとは聞いていましたが想像の遥か上でしたね。笑
午前中のうちは少し潮が早く200グラムからスタート。
移動する際には船長さんが「回収してください」とアナウンスするので、180メートルから全力回収。
となりの方が使用している電動リールが非常に羨ましいです。というより遊漁船に乗っている人のほとんどがテンヤ釣りなためジギングをしているのは僕らくらいですが。笑
個人的にはジギングの方が誘い方などゲーム性があって面白いと思うのですが、あと30年くらいしたら電動リールを買いましょうかね。笑
潮が早いとなかなか渋い
太刀魚は泳ぐのが苦手な魚で、潮が早いと流されないように泳ぎに集中し捕食をあまりしないらしいです。
そのため太刀魚釣りでは潮止まりのタイミングがよく釣れる時間帯となり上げ潮より下げ潮の方がよく釣れるとか…
今回僕が釣行に出かけた日は潮止まりが10時頃と午前中はなかなか釣れないと聞いていましたが、それでもテンヤの方々はチラホラと釣り上げていましたが、ジギングメンバーはというと、アタリはあるもののなかなか釣果に結びつきません。
潮が早い時はテンションフォールが有効?
さて潮止まりまで、まだまだ時間があります。
僕はというとアタリすら取れず苦戦中。
こう言った苦戦した時にジグの形状を変更して誘い方を変えられるのがジギングの魅力ですよね!
回収したジグを変更しようとした時に違和感がありました。よく見てみるとジグに太刀魚の歯形が!このジグは今日のために買い足した新品のジグで、かつフックの遊動範囲外にも跡があったので間違いありません。
どうやらフォール中に食ってきていたらしいです。
すかさずフォールアクションが得意なジグ変更!ミスバイトしたということはおそらくフォールスピードが早かったのではないかと指でサミングしながらテンションフォール主体で探ります。
何回か誘っているとフォール中にジグの重さが無くなりました!すかさずフッキング!
指4本くらいの太刀魚です!
とりあえず釣れたことは嬉しかったんですが、180メートルからのファイトは本当にキツイです…
もうちょっと上の棚で食って欲しいですね。
ついに潮止まり!
さて時間がどんどん過ぎて行きますが、釣れる本数も増え続けます!
情報通り潮止まりの10時を過ぎたあたりから船全体で見ても明らかにヒット回数が増えています。
僕自身もフォールを交えたスローピッチでアタリの回数、釣り上げる本数も増えご飯を食べる暇もありません。
しかし、やはり太刀魚。ちょっとでもフォール中に気を抜くとスッパリとラインを切られます。
こればっかしは運なのでしょうがないですが、今回の釣行で感じたのがフリーフォールはスピードが速過ぎてジグの上にバイトしてラインに歯が当たっているんじゃないかと思います。
投入すぐの棚に合わせるまでは本当に運要素ですが、ワンピッチジャークなどにフォールアクションを組み込ませる際にサミングをしてフォールスピードを遅くしてやるとラインブレイクが減ったように感じます。
上潮より下潮!
さて、潮止まりの時間が過ぎてとっくに潮は動き出していますがそれでもヒットは続きます。
後から聞いた話なんですが、太刀魚は上潮より下潮の方がよく釣れるとか…今後タチウオジギングに行く際は覚えておきたい情報です。
また太刀魚で結構な頻度で棚が変わるんですよね。
僕は今回の釣行はメーター機能なしのリールで参戦したんですが、この棚調整が非常に重要だと思いました。隣の人と何メーターで釣れたか情報を共有しながら釣り始めたら、さらに釣果が向上しました。
特にこの日は水深60メートルから180メートルと釣れる棚が広く、メーター機能なしの僕からしたら問題だらけでしたが、一日中ラインを見ているとラインマーカーで水深が分かり中盤くらいからはもう暗記していたんでそこまで大変ではありませんでした。
昼過ぎから風が強くなり、通常より早上がりとなりましたが個人的に満足の行く釣果となりました!
最後のひと流しで余韻に浸っているとまたしてもアタリが、結構な数が釣れたんでフッキングも決まりファイトしているとなんかいつもよりドラグが出るような…
スレ掛かりじゃなければ結構大きいんじゃと思っていると、やはり大きかったです!
指7本ぐらいはある太刀魚で、ドラゴンと言ってもいいでしょうか。
家に帰って計測すると1メートル20センチ!
やはり大分県の豊後水道は桁が違いますね。
釣果報告!
今回の釣行は指7本を含めた12本と個人的には満足の釣果でしたが、船長さんや他の釣り人の方と話していると、太刀魚の数が少しづつ減ってきているとのこと。
一番いい時期に来れば今日の2倍は釣れるとのことでした。
しかし数は減るものの型は良くなって行くとのことでしたので、まだまだ釣れることも踏まえ機会があればまた行こうと思います。
大分のタチウオジギングのまとめ
ココがポイント
潮止まりが時合いのタイミング!
ココがポイント
食いが渋いときはフォールに反応するかも…
ココがポイント
太刀魚は上潮より下潮!
最後に・・・
以上、今回は1月中旬の大分県、豊後水道でタチウオジギングというテーマで執筆しましたが、個人的には満足の行く釣果となり良かったです。
釣れるサイズから考えてもやはり大分県の豊後水道は太刀魚釣りとして有名なのも納得がいきます。
生き物相手の釣りはその日の状況によって大きく変化すると思うので、今回いろいろかいきましたが参考程度にしてもらえると助かります。
以上、ただの釣行日記でした。
もしみなさんが釣行にいく際にこの記事が少しでも皆さんの釣果に繋がれば嬉しいです。
ではまた次回の記事で!