大分県の沖合、豊後水道でタチウオジギング準備中の方へ
日本でも有数の大型タチウオ、通称ドラゴンが釣れると話題の豊後水道。
基本的に豊後水道気の太刀魚釣りは水深が深く、ラインセッティングや使用ジグの重量などが他のフィールドとは異なり準備に手間取っている方も多いと思います。
今回はそんな方向けに一つの例として僕が大分県の豊後水道でタチウオジギングをしてきた経験からタックルセッティングや準備しておくべき情報について一部を紹介していきます。
もちろん僕の考えが中心の記事ですので偏見も多く、絶対ではないですがこの情報が少しでも皆さんの釣果に繋がればと思い執筆しています。
本記事では大分県、豊後水道でのタチウオジギング初心者の方向けの準備編、というテーマにフォーカスして解説していこうと思います。
本記事のテーマ
タチウオジギング初心者向け!人気フィールド大分県、豊後水道でのタチウオジギング準備編!
目次
- 大分県、豊後水道とは
- 水深から考えるタックルセッティング
- 水深から考える推奨ライン
- 水深から考えるジグの重量と必要本数
- 個人的にオススメするジグ紹介
管理人の紹介
僕が初めて大分県豊後水道のタチウオジギング釣行した時は、釣り方をネットで調べようにも欲しい情報がなかなか手に入らず、本当に苦労しました。
考えてみればその時から「いつか初心者用の解説記事を書きたい!」と思っていました。
最近の釣行では比較的安定して釣果を出すことができ少しでも役に立てばと思い本記事を執筆しています。
それではさっそく解説していきます!
大分県、豊後水道とは?
アベレージ指5本!運が良ければ指10本が釣れる有名タチウオ釣りのフィールド!
大分県の沖合にある豊後水道は日本でも有数のドラゴンが釣れるエリアとして太刀魚釣りとして有名なフィールドです。
僕は大分県以外でもタチウオジギングをしたことがあるのですが、やはりどのエリアでも釣れるサイズは指5本あれば大きい方。
しかし、大分県の豊後水道で釣れる太刀魚は比較的大型が多く、指5本が平均。
時には指10本が釣れるなんて話も良く聞きます。
そんな大型の太刀魚。ドラゴンが釣れると有名な豊後水道ですがその多くがジギングではなくテンヤ(デッドベイトを使用した釣り)が多く、ジギングの情報があまり出回っていないのが現状です。
僕の肌感覚としても、テンヤ9割、ジギング1割と、太刀魚釣りで遊漁船に乗るとテンヤ釣りで太刀魚を狙っている方がほとんどです。
僕みたいにゲーム性を求めてジギングをしていると結構変な目で見られたりします…笑
まぁ僕個人の意見ですが、やはりジギングの方が誘い方やカラー選択などゲーム性があって面白いと思うのですが、豊後水道での太刀魚釣りはテンヤでの釣りがまだまだ主流というのが現状です。
水深から考えるタックルセッティング
時期にもよるが太刀魚のポイントは水深が深いエリアを流す。
僕が前回釣行したのは1月の中旬。
時期にもよると思いますが、その日は大体140メートルから200メートルくらいの水深のポイントを流し、玄界灘で釣行経験がある僕からしたら、やはり異常に深いです。
玄界灘での太刀魚ポイントはおよそ40メートルから深くても100メートルと、比較的浅いエリアが中心でしたので、初めて釣行をした際には、その深さに圧倒されました。
こう言った異常に深いエリアをジギングで探ろうとするとやはりタックルセッティングが重要になってきます。
やはりロッドはMax200グラムを扱えるスペックが欲しいですね。
リールに関しては水深が深いためラインを細めセッティング(細いラインを使用することで少しでも潮での抵抗を少なくし流されないようにする為)1000番手くらいのリールを使用。
僕個人の考えですが、ロッドに記載してあるMaxグラム数を多少オーバーしても、しっかりとジグが動けば問題ないです。
前回の釣行で僕はエバーグリーンから販売されているポセイドン【スロージャーカー4oz】を使用。
このロッドは100グラム〜160グラムが推奨値となっていますが、200グラムくらいまでのジグなら違和感なく使用できます。
水深から考える推奨ライン
PEは0.8号〜1.5号。ショックリーダーは20ポンド〜35ポンド。
まずPEラインについて。
上記でも書いたように大分県の豊後水道での太刀魚エリアは比較的水深が深い為、ラインを細めにセッティングする必要があります。
通常PEラインは1.5号が推奨されていますが、潮が早い時なんかはPEラインが潮に流されジグが思ったように動かないことがあります。
太刀魚自体、泳ぎがそんなに上手ではなく、またヒラマサのように根に走られる心配もないので0.8号でも十分やりとりができます。
しかし細すぎると心配だとは思うので良くわからない方はとりあえず1.5号を購入しておけば問題ないです。
次にショックリーダーについて。
まず始めに伝えたいことは太刀魚の歯は非常に鋭くミスバイトなんかで頻繁にラインが切られることについてです。
間違っても太刀魚を釣り上げた際、素手で太刀魚の口を持ってはいけません。剃刀以上の切れ味で指が切り落とされます。(嘘)
切り落とされるというのは冗談ですが、カッターナイフ同等の切れ味があるのは事実で、ちょっとでも太刀魚の歯に指が触れると間違いなくケガをします。
そんな鋭い歯を持っている太刀魚釣りでは正直どんなに太いショックリーダーを使用してもすぐに切られます。
ラインブレイクは仕方がないと諦めてPEラインに合った適性ポンド数を選択するといいと思います。
1.5号のPEラインに対して30ポンドくらいのショックリーダーで問題ないと思います。
太刀魚釣りは釣り上げた際にタモが歯で切られるため抜き上げが基本になっています。個人的には指10本がかかった時を想定して、抜き上げる際にラインが切れないよう35ポンドのショックリーダーを使用していますが、やはりミスバイトなんかで歯がラインに触れたらスッパリ切られます…笑
水深から考えるジグの重量
事前に遊漁船の船長さんに情報を聞いておくのがベストですが、僕の経験から豊後水道でのジグ重量について紹介します。
水深が約140メートル〜200メートルと比較的深場での太刀魚釣りでは、やはりそれ相応の重さがあるジグを選択する必要があります。
潮の状況にもよりますが、180グラムのジグを中心に150グラム〜250グラムのジグを購入しておけば問題ありません。
とりあえず初めて豊後水道で釣行するって方は、一からジグを購入しないといけないと思うので、
150グラム【2本】
180グラム【4本】
200グラム【4本】
250グラム【2本】
くらい準備しておけば一回分の釣行はなんとかなるんじゃないかと思います。
しかし上記にも説明しましたが、タチウオジギングは頻繁にラインが切られるためジグの消費量が半端ないです。
ですが太刀魚のジグは他のジグと比べると価格が安いのが幸いです。運が良くても2〜3本は取られることは覚悟して船の上でジグが無くならないよう準備しておくと安心です。
注意点として、僕がこのグラム数のジグを釣り具屋さんで探し回ったところ、200グラムの太刀魚ジグなんかどこにも置いてませんでした。
釣行の予約が取れたら早めにジグを探し始めることを強くおすすめします!僕は釣具屋さんでは見つけられなかったので全てネットで購入しました。
最後にまとめ
ココがポイント
ロッドは200グラムが扱えるスペックを準備!
ココがポイント
PE1.5号、ショックリーダー30ポンドがおすすめ!
ココがポイント
ジグの多めに購入しておくのが吉!
最後に・・・
以上、今回は大分県の豊後水道、タチウオジギングのタックルセッティングを紹介!と言うテーマで記事を書いてみましたが、僕の経験を元に執筆しましたので、かなりの偏見も混じっているかもしれません。
ですので参考程度に頭に入れて置いてもらえたらなと思っています。
ですが本記事が少しでも皆さんの釣果に繋がれば嬉しいです。
ではまた次回の記事で!