そう言った疑問を解決します
本記事の内容
- リアクションとは対局の「デットスティッキング」の解説
- 冬バスが放置パターンで釣れる理由
- 放置パターンの特徴から考えるおすすめの釣り方
本記事では冬バス攻略の糸口「デットスティッキング」の釣りについて紹介します。
デットスティッキングはいわゆる放置パターンと言われる釣りで、リアクションとは対局で見せて食わせる釣りになります。
冬のブラックバスは極端に活性が低下しほとんど動き回らず、釣り上げるのが非常に難しい時期です。
しかしリアクションバイトやデットスティッキングなどと言った冬バス攻略の方法を使うことによって難しい時期を攻略できると思います。
もし「冬だろうが雪が降ってようが絶対に釣ってやる!」って方はぜひ記事をご覧ください。
冬バス攻略の放置パターン!「デットスティッキング」で低活性のブラックバスを釣りあげよう!
本記事では冬バス攻略の放置パターン「デットスティッキング」の紹介、というテーマにフォーカスして解説していこうと思います。
解説の流れ
- デットスティッキングってなに?
- 冬バスにデットスティッキングが有効な理由
- デットスティッキングにおすすめのワーム選択
以上のステップで解説します。
デットスティッキングってなに?
低活性のブラックバスに見せて口を使わせる釣り
冬バス攻略といえば、メタルバイブのリフト&フォールやシャッドの速巻きなど「リアクション」を用いた釣り方が有名かと思います。
リアクションバイトはブラックバスの生態を利用した釣りで、食い気がないブラックバスや低活性のブラックバスに無理やり口を使わせることができる「冬バス」にもってこいの釣り方になります。
しかし冬のブラックバスを釣り上げる方法はリアクションだけではありません。
今回紹介する「デットスティッキング」はリアクションとは対局の低活性のブラックバスにじっくりとワームを見せて自発的に口を使わせる方法です。
デットスティッキングが有効な状況
タイトル通り「冬バス」にとても有効ですが、冬以外にも、
食い気がない
ブラックバスの動きが遅い
警戒心が異常に高い
ワーム、ルアーの動きに反応が悪い
こう言った時に有効です。
上記の特徴を見ていると冬バス以外にも、人気フィールドなどのハイプレッシャーなエリアにも適しているといえます。
そんな使い道が多そうなデッドスティッキングですが、冬バス攻略の方法としておすすめする理由がさらにあります。
冬バスにデットスティッキングが有効な理由
低水温による魚の状態の変化にアジャスト
ブラックバスは水温が1桁になると極端に活性が落ち、日中ですらほとんど動き回りません。
しかしそんな冬のブラックバスも捕食の回数は減るものの、全く食べないってことはありません。
本記事では詳しく解説しませんが、よく冬のブラックバスは「朝まづめ」より「夕まづめ」なんて言われますが、それは一日をを通して気温が最も高くなる夕方が比較的動きやすく、唯一の捕食のチャンスでブラックバスは捕食できる状態ならば食べるということが分かると思います。
ここでベイトフィッシュの状態について考えてみましょう。
冬のブラックバスがメインに捕食するベイトは小魚が多くなります。
エビや甲殻類系のベイトは水温が下がると個体数が減少するのが影響しています。
冬の一桁台の水温ではブラックバスの活性も悪くなりますが、それと同時にベイトフィッシュとなる小魚の活性も低下します。
ここでそんなベイトフィッシュを演出するのが「デットスティッキング」です。
バスを釣りたいならアジャストを意識しろってよく言われますが、このほとんど動かない「死んだような小魚」を演出することによってブラックバスの注意を引くことができます。
また活性が低いブラックバスもほとんど動き回らないベイトフィッシュを捕食することは比較的容易で、素早く動く必要がなく捕食しやすいパターンと言えます。
デットスティッキングでの釣り方
死んだ魚を演出する「デットスティッキング」は放置の釣りになります。
と思った方。間違ってはいませんがそんな甘くありません。
問題は相手が低水温時期で超低活性のブラックバスというのことです。
基本的に冬のブラックバスを「デットスティッキング」で釣ろうとするならば、
2分〜5分は放置すべきです。
もし運よくブラックバスの目の前にワームが落ちたとしても、ブラックバスがワームを発見して近づき捕食するまでの時間が異常に長く、忍耐の釣りということは覚悟しといた方が良いです。
デットスティッキングのコツ
ただひたすたに放置する釣りですが少しコツがあるので紹介します。
冬のブラックバスはなかなか口を使わないと同時にショートバイト【キスバイト】ってことも有名ですね。
リアクションバイトを誘発するメタルバイブ なんかの釣りでは「掛ける釣り」なのでそこまで意識することはないと思いますが、「メタルバイブはバレやすい!」なんて事を経験した方もいるんじゃないかと思います。
このように冬のブラックバスは非常に食いが浅く、一日に一度来るかどうかのバイトを釣果に結びつけるかどうかが非常に重要です。
ショートバイト【キスバイト】対策としてラインテンションだけは気をつけましょう。
ラインテンションは絶対に張らない!
ラインを張ったままにしておくと、せっかくブラックバスがワームを食べようとしたのに吸い込みきれない、弾いてしまう原因になります。
軽くデットスティッキングの使い方について
本来デットスティッキングとは「デットパターン」と言われる、死んだベイトを模した釣り方です。
ですので使い道は広く、酸欠で死にかけの浮いたワカサギを演出したり、ほとんど動かさない虫パターンも「デットスティッキング」に分類されます。
要するに使うワーム、ルアーに関係なく「死んでいる」もしくは「死にかけ」を演出しているものが「デットスティッキング」です。
冬バスのようにボトムでじっとしているようなブラックバスをデットスティッキングで釣ろうとするならば、
テキサスリグ
ラバージグ
スモラバ
ダウンショットリグ
などのボトムを中心とした使い方が有効だと思います。
僕個人の意見ですが、冬バス攻略でデットスティッキングをするならダウンショットリグに一票です。
理由としてはブラックバスの吸い込みがよく捕食しやすい。
放置していてもシンカーがある分、沈めたポイントでワームが流されない。
こう言った理由でおすすめします。
デットスティッキングにおすすめのワーム選択
リアルさは必須!
デットスティッキングの特性上、リアル系ワームが最も良いでしょう。
基本的にワームのアクションではなく、見せて食わせる釣りではロッド操作による騙しが一切通用しません。
できる限り本物に近いワーム選択が良いと思います。
個人的には小魚系でかつリアル系ワームと言ったらO.S.Pのマイラーミノー。
もしくはD-STYLEのヴィローラが良いと思います。
このワームたちは超リアルです!
ワーム選択のポイントは、
できるだけリアルなもの
これに限ると思います。
マイラーミノー / O.S.P
ヴィローラ / D-STYLE
以上が冬バス攻略のデットスティッキングについてです。
個人的には極寒の中、5分もの間待っているだけなんてちょっと辛いのでどうしても釣れないって時はリアクションメインで釣りを組み立てようかなと思います。
しかし釣行にロッド一本で行くこともないと思うので、状況に合わせて使い分けてもらえたらと思います。
最後に記事のポイントをまとめます。
デットスティッキングとは「放置パターン」
冬バス以外にも使い道が多い釣り方
デットスティッキングはリアル系ワームが最適!
最後に
以上、冬バス攻略の糸口「デットスティッキング」について記事を書いてみましたが、僕の経験を元に執筆しましたので、かなりの偏見も混じっているかもしれません。
ですので参考程度に頭に入れて置いてもらえたらなと思っています。
ですが本記事が少しでも皆さんの釣果に繋がれば嬉しいです。
ではまた次回の記事で!