佐賀クリークでの偏光グラスの効果について知りたい方へ
最近、釣りYouTuberが増え、その某人気YouTuberが主なフィールドとしている佐賀クリーク。
動画を見て初めてバスフィッシングを始めた方も多いのではないかと思います。 実は僕も、バス釣りを始めたきっかけこそYouTubeの影響では無かったものの、某人気YouTuberの動画でバス釣りにハマったのは事実ですし、また撮影地が近いと言うこともあり、毎週のように佐賀クリークに足を運びました。
しかし、超初心者だった僕は20回釣行に出かけて1匹釣れれば良い方であって、さらに言うなら約1年半くらいは全く釣果が出ませんでした…笑
佐賀クリークの特徴といえば極端なマッディウォーター。
そんな濁ったフィールドに何年も通い続けた僕は、知り合いから「偏光グラスは絶対に買ったほうがいいよ!」と幾度なくオススメをされていました。
しかしバス釣り初心者だった僕は偏光グラスについてそこまで関心がなく、また佐賀クリークのような超マッディウォーターでは別に効果がないんじゃないの。とブラインドでの釣りをメインとし、偏光グラスを使って来ませんでした。
本記事では、そんな長年偏光グラスなしで釣行をした経験と、使用し始めてからの経験から、マッディウォーター、佐賀クリーク釣行で偏光グラスは必要なのか?と言うテーマにフォーカスして解説していきます。
本記事のテーマ
ゲキ濁りフィールド!佐賀クリークで偏光グラスは効果あるのか?
目次
- 偏光グラスとは
- バス釣りでの偏光グラスのメリット
- 佐賀クリークで偏光グラスって必要?
管理人の紹介
僕がバス釣りを始めたときは、釣り方をネットで調べようにも欲しい情報がなかなか手に入らず、1年ほど釣れない時期が続き本当に苦労しました。
考えてみればその時から「いつかバス釣り超初心者用の解説記事を書きたい!」と思っていました。最近の釣行では比較的安定して釣果を出すことができ少しでも役に立てばと思い本記事を執筆しています。
それではさっそく解説していきます!
偏光グラスとは
偏光グラスの特徴は、普通のサングラスと違い反射光を軽減する効果を持っています。
この反射光と言うのがいわゆる雑光というもので、バス釣りでの釣行を例えで言うなら、水面のギラツキがそれに値します。
バス釣り釣行で眩しいと言うのは誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
正直なことを言ってしまうと、直射日光や水面の反射光などの眩しさを軽減したいだけなら通常のサングラスだけで問題ありません。
しかし通常のサングラスとは、水面などの様々な反射物によって生じる乱反射光をレンズで拡張し、この乱反射光がいわゆるギラツキと言われるもので、レンズで光量は軽減できても、この乱反射光は軽減できないどころか更にに直接目に入り込んでくるため、ギラツキで対象物が見えにくくなります。
そう言った通常のサングラスに偏光膜と言う工程を組み入れることによって、乱反射光を取り除き、光量、乱反射光のどちらも軽減し、対象物が鮮やかに見える様にしたものが偏光グラスとなります。
バス釣りでの偏光グラスのメリット
ざっくり5個ぐらい。
- 水中にいるブラックバスが見えサイトフィッシングしやすくなる。
- 水中ストラクチャーが見え、ボトムの状況を把握できる。
- ベイトフィッシュが見え、ブラックバスのコンタクトを判断しやすくなる。
- 眩しさ軽減
- 目の保護に役立つ
水中にいるブラックバスが見えサイトフィッシングがしやすくなる!
偏光グラスの効果といえばやはり、水面のギラツキが軽減され、水中を泳いでいるブラックバスが見えることじゃないでしょうか。
僕は視力が悪く普段はメガネ使用していま。僕がバス釣り初心者だった頃はコンタクトを嵌めるのが面倒で、釣行の際メガネも邪魔になり裸眼での釣行がほとんどでした。
そんな初心者の頃の僕は、ブラックバスは基本見えず、バスが居そうなポイントをひたすら探っていく釣りなんだと思っており、初めて偏光グラスを掛けた時はその見え方に感動しました。
ゆっくりと泳いでいるブラックバスを後ろから追いかけ、釣りきれもしないのに適度な緊張感があり釣行の楽しみが増えました。
また現在では、ブラックバスの動きが何となく分かる様になって来て、回遊中のブラックバスのコンタクトの仕方や、なかなか口を使わないブラックバスに対してリアクションバイトを誘発したりと、アプローチの答えの全てが目に見えており、更に考えることが多く現在も楽しんで釣りをしています。
水中ストラクチャーが見え、ボトムの状況を把握できる。
ブラックバスフィッシングにおいて、状況判断は釣果に直結する大切なテクニックだと思っています。
もちろん目に見えるような、オーバーハングやレイダウン、浮き草なんかの情報も大切ですが、やはりブラックバスは水中を泳ぐ生き物ですから、水中のストラクチャーの情報がどうしても必要になって来ます。
僕が偏光グラスを使用し始める前までは、ボトムをワームで引きずり、ロッドから伝わる感触で「何となく岩があるなぁ…」とか「ここのボトムは泥だな」とかと凄くアナログな探り方をしてました。
もちろんフィールドの水質によりけりなんですが、クリアウォーターなんかで偏光グラスを使用すると水面のギラツキがなくなり、ボトムまで丸見えなんてことは良くあります。
水中に沈んでいる石積みやボトムの地形変化など、ブラックバスが見えなくてもバスが好む様なポイントを探る中での状況判断は変更グラスを使用することによって格段に効率化します。
餌となるベイトが見え、ブラックバスのベイトフィッシュをピンポイントで選択できる
水中の魚はブラックバスだけではありません。
フィールドごとにブラックバスの個体差があり、また生息している餌となるベイトフィッシュも違って来ます。
ブラックバスフィシングにおいて食べているベイトフィッシュにルアーを合わせることもとても重要です。
特にベイトフィッシュのサイズ感。
偏光グラスをしていると、ゆっくりと水面直下を泳ぐハスや、シャローに上がって来ているワカサギが見えたりと、そのエリアでベイトフィッシュになっているであろう魚やエビなんかを見つけることができます。
そう言った情報を元にブラックバスにコンタクトすると、釣果は必ず向上します。ヒントはたくさん転がっているので見逃さないためにもやはり偏光グラスは必要ですね。
眩しさ軽減
これはそのまんまなのですが、偏光グラスは、乱反射光をカットする働きがあります。
水面に反射した光が直接目に入ってこないため、釣りの時にストレスになる眩しさを軽減できます。
目の保護に役立つ
これはおまけなのですが、バス釣りは針の付いたルアー、ワームを使用するため、ファイト中や、キャスト時、根がかりを外すときなんかに急に顔面に飛んできて目に刺さったら大事故です。
また移動中に草や枝なんかが目に入るのも大変危険です。そう言った面で考えても偏光グラスに関わらず保護具は着用しておいた方が良いですね。
佐賀クリークで偏光グラスって必要?
結論から言ってしまうと絶対に使用した方が良いです。
上記のメリットで説明しましたが、佐賀クリークの様に極端なマッディウォーターでもブラックバスが見えるからです。
正直なことを言ってしまうと、佐賀クリークほどの濁ったエリアだと、偏光グラスをしていてもボトムが見えるなんてことクリアアップしている様な状況以外ではほとんどありません。
しかし佐賀クリークのブラックバスは意外と浮いている時があって、水面直下を泳いでいるブラックバスは普通に見えサイトフィッシングができます。
また佐賀クリークには水深が浅いシャローエリアがいくつもあり、そう言ったシャローに上がって来ている様なブラックバスはかなりの濁りがあるエリアでも影が見えます。
裸眼では認識できず取り逃していたブラックバスが見えると言うのは、アングラーにとってかなりのアドバンテージになります。
またディープエリアでのサイトフィッシングは、ブラックバス側からアングラーが見えていないことが多いので、警戒心も凄く低く、クリアウォーターでは絶対に口を使わない様な50upのブラックバスだろうと簡単に口を使って来ます。
マッディーウォーターゆえブラックバスを見つける頻度はかなり少なくなりますが、それでも数少ないチャンスを掴み取るには、偏光グラスは必須と言えます。
最後にまとめ
ココがポイント
マッディウォーターだろうとブラックバスは見える!
ココがポイント
偏光グラスのメリットは状況判断の材料が増えること!
ココがポイント
バスを見つける回数は少ないもののサイトフィッシングで釣りやすい!
以上、佐賀クリークでの偏光グラスのメリットを中心に記事を書いて見ましたが、やはり偏光グラスは値段が高く、なかなか手をつけにくいのも分かります。(僕がそうだった様に)
色々と買い換えた結果、現在僕はサイトマスターのキネティックを使用していて¥28,000とかなり奮発しましたが後悔はしていません。
しかし、まだ偏光グラスを使ったことがない人が、いきなり高い買い物をする必要はありません。
個人的に偏光グラスを使用しているのと、していないのではかなり違いがありますが、値段が高い安いではそこまで大きな違いはありません。
最近だとシマノから結構お手頃な値段で販売されている偏光グラスが、釣り界隈ではかなりの高評価みたいですので、まずはそう言ったお手頃な偏光グラスからスタートすると良いんじゃないかと思います。
ちなみに僕が最初に買った偏光グラスも、このシマノの偏光グラスでコスパが良く効果も十分でした。3000円ぐらいだったので一回試してみると良いかもですね。
最後に・・・
以上、佐賀クリークでのバス釣り、偏光グラスに記事を書いてみましたが、僕の経験を元に執筆しましたので、かなりの偏見も混じっているかもしれません。 ですので参考程度に頭に入れて置いてもらえたらなと思っています。
ですが本記事が少しでも皆さんの釣果に繋がれば嬉しいです。
ではまた次回の記事で!