そう言った疑問を解決します
本記事の内容
- 真夏のブラックバスの状態
- 真夏では巻物で釣れにくいのは本当?
- 高気温、高水温時のブラックバスの釣り方
一年を通して夏は、ブラックバスにとっても厳しい暑さとなり、1日の行動パターンが最も予想しやすい時期となります。
特に7月〜9月の3ヶ月間は知っていればすぐにブラックバスが釣れるなんて事もしばしば。
しかしブラックバスがいるポイントの見極めを間違えると一匹も釣れないなど、最も釣果に差が出る時期じゃないでしょうか。
もしまだ夏バスを釣ったことがない、または「今年の夏はデカバスを釣りまくってやるぜ!」って方はぜひ記事をご覧ください。
【バス釣り】夏のブラックバスの攻略法!
本記事では夏バス(特に真夏)でのブラックバスを釣るためのポイント、というテーマにフォーカスして解説していこうと思います。
解説の流れ
- 夏のブラックバスってどんな状態?
- 夏って巻物じゃ釣れないの?
- 高気温、高水温時でのブラックバスの釣り方
真夏のブラックバスの状態
真夏のブラックバスってそんな状態?
さて、とうとう本格的な真夏になってきましたね。
気温が34°以上あれば釣りに行くのも少々迷う季節になってきました。(それでも行くんですけどね)
しかし暑い中、一生懸命考えて何回もキャストして…汗を流しながら丸一日釣行したのにボウズなんて日は本当に悔やまれます。
普段私たち人間は、バス釣りという趣味を持っていなければ、この蒸し暑い中わざわざ外に出かけて、大量に汗を掻くようなことはしないでしょう。
おそらくクーラーの効いたキンキンに冷えた室内でコーラでも飲みながらU-NEXTでヒロアカでも見ています。笑
なぜなら快適な環境を本質的には求めているからです。
これはブラックバスにも同じことが言えます。
本来ならブラックバスも涼しいところでコーラを飲みたいはず…
一般的にちょっとした誤差はあるもののブラックバスの適正水温は18°〜25°くらいと言われています。
本来夏のブラックバスは失った体力をいち早く回復しよう捕食ができる時に積極的に捕食を行うようになります。
しかし、最近の夏場は本当に危険的な暑さが続いているので、最高気温38°くらいまで行く日もあるでしょう。
水温で言うと30°を超えてくるなんて事も…
そう言った日はブラックバスの適正水温から大幅にかけ離れ、ブラックバスも夏バテという症状に陥り(詳しくは違うかも)、餌を食べたいのに食べられない、捕食活動も積極的には行えない。こう言った状態となります。
冬バスを釣ったことがある人は経験があると思いますが、ブラックバスは水温が冬場くらい低い方がベストでコンディションが良かったりします。もちろん体力もあまり使わなくて済むので口もあまり使いませんが。
それに対して夏のブラックバスは捕食自体は積極的に行っているのにもかかわらずガリガリが多かったりします。
たくさん餌を食べるけど体力を賄いきれてない状態だということがわかると思います。
これじゃ夏バテになるのも時間の問題ですね。
こう言った背景もあるので基本的に真夏のブラックバスは比較的涼しい朝、そして夕方に捕食活動を行い、日差しが強い日中はカバーやマットの下などのシェードが出来やすい場所。
そしてインレット(流れ込み)やカレントが効いたエリアで待機し、目の前に落ちてきた餌を食べられるときは捕食すると言った行動をとります。
朝、夕方は積極的に捕食を行う!
気温が上昇する日中は暑さを凌げる場所で待ち伏せ!
これらを頭に入れておきましょう。
真夏のブラックバスには巻物が効きにくいって本当?
注目すべきは1日の水温変化!
先ほど書いたように真夏のブラックバスはあまりに暑い気温、水温だと夏バテのような状態に陥り、朝、夕方以外は涼しいところで待機し体力を蓄えています。
もしそう言ったブラックバスの目の前を上手にクランクなどを通せたとしてもやる気のないブラックバスはチェイスすらしてきません。
そう言った意味では真夏に巻物は通用しないてのは本当だと思います。
しかし日中動けない分、朝、夕方のブラックバスは普段捕食をしていない事も相まって積極的に餌を追っているケースが多いです。
また捕食がしやすい気候、猛暑が続いたあとの雨や曇り日なども活性がグッと上がりますのでむしろ巻物の方が広範囲を効率よく探れるので効果的であるとも言えます。
ですので真夏に巻物が効きにくいかと言われれば要はタイミング。ってことになりますね。
高気温、高水温時のブラックバスの釣り方
比較的気温が低い朝、夕方には巻物で広範囲をサーチ
朝と夕方は1日を通して最も気温が下がる時間帯なのでブラックバスの活性も上がり巻物でも十分釣れる可能性があります。
特に朝方はベイトフィッシュとなる小魚の活性も上がるのでクランク、スピナーベイトなどの広範囲を効率よく探れる巻物を使用するのが最も効果的と言えます。
また夕方も日が沈み始めるため気温が下がる傾向にあります。
真夏と呼ばれる猛暑のような日では暑さが残ることがあるので個人的には巻物は朝、夕方は岸から1メートルくらい離したくらいでシャッドテール系ワームをゆ〜っくり巻いて落とすといったペースダウンをするのがちょうど良いかなって思っています。
日中はカレントやインレットが効いた涼しいエリアを細かく探る
水温が本格的に上がり切った日中ならば、もう積極的に餌を捕食しているブラックバスはほとんどいないとして考えます。
もちろん生き物相手の釣りに絶対の正解はありませんが、基本的にはカレントやインレットなど涼しいエリアをブラックバスは好みます。
また冷たい水が常に流れ込んでくるインレットは涼しいエリアの供給と餌を自動的に運んできてくれる役割を果たします。
ま、クーラー代わりと回転寿司の代わりですね。笑
釣れるインレットの見極めは、
流れ込む水が本流の水より冷たいかどうか
てのが見極めのポイントになります。この時期田んぼからの流れ込みも多いですからね。
今いる水より熱い水が入ってきてもブラックバスは居着きません。水温計が必須というわけではありませんが、見た感じや手の感覚で調べて状況を見るのも釣果に繋げるテクニックです。
猛暑と呼ばれる35°以上は濃いめのカバー、マットの下
インレット、カレントに続いた涼しいポイント、それはシェード(影)です。
なぜ
暑い日がインレット、カレント
で、
35°以上がカバーやマットの下
なのかについて、僕個人見解から解説します。
猛暑と呼ばれる35°以上の日ではインレットやカレント……もちろん釣れます。むしろ狙うべきポイントです。
インレットのような流れ込みに着いているブラックバスは基本的にボトムで流れが強い場所にポジションをとっています。
しかし夏で体力が減っているブラックバスにとってそう言った流れの強いポイントに長時間待機するのは非常に体力を使用します。
ブラックバスが流れの強い場所に一定時間沈んでいるのって案外体力を使うんですよね。笑
またブラックバスが一番体力を使用しないポジションはどこかというと流れが比較的少ない場所の、水面直下、または中層でサスペンドしている状態になります。
ブラックバスにとって泳ぐのは全身を動かす必要がありますが、浮き上がるだけなら浮き袋の調整だけで済むんですよね。
斜め護岸などのアシが水面に覆いかぶさっているポイントや濃いカバーがあるポイント、シェードを形成している場所。
そして流れが比較的少ないが全く流れていないわけではないポイント。(細かっ)
こう言った場所が猛暑の日でも釣れるポイントとなります。
【バス釣り】真夏の釣り方のまとめ
最後に記事のポイントをまとめます。
朝、夕方は積極的に捕食している。効率よく巻物でサーチ!
日が出た昼間はブラックバスが好む涼しいポイントの狙う!
暑い日はインレット、カレントをいつも以上に意識する!
猛暑の日は比較的流れが少なくシェードを形成している中層〜水面直下!
個人的には熱中症も怖いので朝だけやって帰る!が一番有効な時間使い方だと思っていますが、釣れないときは結局丸一日やってしまうんですよね〜笑
ですがブラックバスを状態を考えながら釣れた一本は本当に嬉しいです、
皆さんも熱中症には十分気をつけて釣行に行ってください。
最後に
以上、春バス攻略というテーマで記事を書いてみましたが、僕の経験を元に執筆しましたので、かなりの偏見も混じっているかもしれません。
ですので参考程度に頭に入れて置いてもらえたらなと思っています。
ですが本記事が少しでも皆さんの釣果に繋がれば嬉しいです。
ではまた次回の記事で!