タチウオジギングでもっと釣果を向上させたい方へ
オフショアでの釣りにおいてにジグの選択は最も釣り人を楽しませる要素のひとつです。
太刀魚釣りといえば、テンヤ釣り(エサ)もしくはジグでの釣行が主流ですが、僕個人としては誘い方やその日の状況に合わせたカラー選択など、ゲーム性の高いジギングでの太刀魚釣りが面白味があります。
今回は僕がタチウオジギングをしてきた経験からおすすめするジャッカルのアンチョビメタルについて紹介しようと思います。
このアンチョビメタルはカラーラインナップも多いですが、
タイプ - ZERO
タイプ - Ⅰ
タイプ - Ⅱ
タイプ - Ⅲ
と、4種類の形状が販売されており、それぞれアクションが違い、状況に合わせ誘い方を変えることができます。
本記事では、ジャッカル / アンチョビメタルについてメリット、デメリット。それぞれの特徴を解説します。
では早速見ていきましょう!
本記事のテーマ
どんな状況にも対応!人気太刀魚専用ジグ「アンチョビメタル」の特徴と釣果を伸ばすコツを解説!
目次
- アンチョビメタルとは?
- タイプ毎のアンチョビメタルの特徴
- 個人的におすすめするジグの選択
- まとめ
管理人の紹介
僕が初めてのタチウオジギングに行く際、釣り方をネットで調べようにも欲しい情報がなかなか手に入らず、本当に苦労しました。
考えてみればその時から「いつか釣りの解説記事を書きたい!」と思っていました。
最近の釣行では比較的安定して釣果を出すことができ少しでも役に立てばと思い本記事を執筆しています。
それではさっそく解説していきます!
アンチョビメタルとは?
ジャッカルが販売しているタチウオジギング専用設計のジグ!
ジャッカルから販売されているアンチョビメタル。
このアンチョビメタルは4種類の形状がラインナップされており、捕食パターンが大きく変化する太刀魚を攻略するのにタチウオを攻略するのに必須と言えるパターンの全てが、このアンチョビメタルだけで揃います。
太刀魚は捕食パターンが大きく変化する魚で、ジギングで太刀魚を釣ろうとすると様々なベイトパターンに合わせたジグ選択が必須と言えます。
多くのメーカーに共通して言えることですが、太刀魚専用設計のジグはセンターバランス、リアバランス、フロントバランスと3種類のアクションを元にジグが開発されてい流ことが多いですが、このアンチョビメタルは4種類。
今まで掴み切れていなかったパターンを更に追求し、引き出しを増やすことによって今まで以上にゲーム性の高いジギングが可能になります。
また後から開発されたアンチョビメタルのタイプ - ZERO。
それぞれのアンチョビメタルの特徴
どんなパターンにも最適解を見つける太刀魚攻略必須のアクション!
- TYPE - Ⅰ
- TYPE - Ⅱ
- TYPE - Ⅲ
- TYPE - ZERO
タイプ - Ⅰ
アンチョビメタル【TYPE - Ⅰ】はフォルムの横幅を抑え、水の抵抗を最小限に抑えたスピードフォールを得意とするタイプ。
太刀魚は棚の変化が大きく、広範囲をサーチする必要がある釣りになります。
そう言った棚がわからないような状態、また少しアタリが少なくなってきたようなタイミングで素早く太刀魚がいる層を探るジグとしておすすめします。
水の抵抗を低減させる形状のタイプ1は、手返しよく広範囲が探れるメリット以外にも、ワンピッチショートジャークなどのテンポの良いアクションが得意なジグです。
特にタチウオジギングではフォールでのアタリが非常に多い釣りのように感じます。
また太刀魚は泳ぐのがあまり得意でない魚としても有名です。
イレギュラー性のフォールアクションでは、太刀魚がミスバイトでジグではなくラインに噛みつき、ジグをロストするなんてことはよく見る光景です。
そう言ったジグロストの県を踏まえても、真っ直ぐ落ちていくこのタイプ1は、太刀魚にとって最も捕食がしやすいフォールアクションと言えます。
また太刀魚ジギング自体、時合いのタイミングになれば結構な頻度で大量を期待できる釣りで、ロストをなるべく減らしたいって方におすすめするジグです。
タイプ - Ⅱ
アンチョビメタル【TYPE - Ⅱ】は、ゆっくりとした水平フォールアクションを得意とするスロージギングに最適なジグ。
ある程度、太刀魚がいる層を絞れている時に活躍するジグで、ヒットレンジまでジグを落としロッドを大きく持ち上げ落とす、と言ったじっくり見せて食わせるリフト&フォールが非常に有効です。
捕食パターンが大きく変化する太刀魚は、ベイトに合わせたジグのアクション選択が釣り上げるコツになります。
少し食い気が少なくなってきなぁと感じたタイミングや、ヒットレンジが狭いと感じた時は、一定層を適確に探れるこのタイプ2の出番です。
また基本的なワンピッチショートジャークにおいて、タイプ1と比較すると更にタイトなアクションが可能で、やはりこれも少し食いが渋いと感じた時に有効です。
個人的に思うデメリットとして、イレギュラーフォールが特徴的なタイプ2はやはりフォールスピードが遅いです。そのため広範囲をサーチするような使い方は不向きです。潮が早い時なども流されやすいので、通常のグラムセッティングより少し重めを選択することをお勧めします。
またイレギュラー気味にフォールするアクションのジグのためフリーでのフォールでは太刀魚のミスバイトが多く、ラインが切られることが多いように感じます。
そう言った時はラインがジグに絡まないようにサミングをしてテンションフォールを意識するとジグのロストが激減します。
しかし少し気を抜くとすぐ切られますが…笑
しかし食わせの能力は間違いないので、どうしても釣れないに頼りになるジグです。
タイプ - Ⅲ
アンチョビメタル【TYPE - Ⅲ】は繊細なアクション、ヒラヒラと舞い落ちる平打ちフォールアクションを得意とするジグ。
リフト時のアクションはタイプ1以上ノーアクションで「静」を重視。
また「静」の繊細なアクションで誘ってきた太刀魚に対し「平打ちのフォールアクション」で食わせると言ったリアクションバイトを狙います。
このジグはアタリもなく非常に渋い時に活躍するジグで、タフコンディションと呼ばれるなかなか釣れないタイミングの最後の切札的なジグになります。
個人的にはタイプ1のリフトアクション。タイプ2のイレギュラーアクションを少し抑えたフォールアクションを兼ね備えたジグって位置付けでしょうか。
タイプ - ZERO
アンチョビメタル【TYPE -ZERO】は太刀魚を釣るための基本的なアクションを凝縮した万能型ジグ。
上記で紹介した3種類のジグは、それぞれが状況に合わせた使い方をすることで初めて最大限に効果を発揮できます。
しかしこのジグはどんな状況でも一定の効果を期待できるオールラウンダーなジグ。
釣り場に到着して最初に何を投入しようか悩んだ時、初心者で何を買ったらいいかわからない時、そんな時におすすめするジグとなります。
もちろんジギングの醍醐味は状況に合わせたジグの選択やロッドアクションで誘い方を変えたり考えたりするのが魅力ですが、やはり釣れなければ楽しめません。
そう言ったビギナーの方は、まずこのタイプ0から使用してみて、状況に合わせてジグを選択していくという方法がいいんじゃないかと思います。
個人的におすすめするジグの選択
ビギナーはTYPE - ZERから使用してみよう!
個人的に一番おすすめできるのはやはりタイプ0になります。
太刀魚釣り自体、時合いのタイミングや潮の状況にもよりますが、結構大量が期待できる釣りになります。
ですので食いが渋いと言った状況も稀で正直タイプ0さえ買っておけばとりあえずは大丈夫ってところがあります。
また、少しフォールの反応が良いなーと感じた場合はタイプ2がおすすめです。
タイプ3もフォールアクションが売りのジグですが、少しアングラーの技術に左右されるジグのように感じます。
またアタリが絶えないって時はタイプ1の出番です。
素早く落として手返し良く釣り上げていきましょう。
ココがポイント
ココがポイント
ココがポイント
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最後に・・・
以上、今回はジャッカルのアンチョビメタルについて記事を書いてみましたが、僕の経験を元に執筆しましたので、かなりの偏見も混じっているかもしれません。
ですので参考程度に頭に入れて置いてもらえたらなと思っています。
ですが本記事が少しでも皆さんの釣果に繋がれば嬉しいです。
ではまた次回の記事で!