佐賀クリークで釣果を出したい方へ
最近、釣りYouTuberが増え、その某人気YouTuberが主なフィールドとしている佐賀クリーク。
動画を見て初めてバスフィッシングを始めた方も多いのではないかと思います。
実は僕も、バス釣りを始めたきっかけこそYouTubeの影響では無かったものの、某人気YouTuberの動画でバス釣りにハマったのは事実ですし、また撮影地が近いと言うこともあり、毎週のように佐賀クリークに足を運びました。
しかし、超初心者だった僕は20回釣行に出かけて1匹釣れれば良い方であって、さらに言うなら約1年半くらいは全く釣果が出ませんでした…笑
最近ではそんな困難を乗り越え比較的安定して釣果を出せているのと、「佐賀クリークってコツを掴めば他のフィールドより簡単じゃね?」とか調子に乗っていますので、僕の偏見を交えた情報が少しでも皆さんの釣果に繋がればと思い、執筆しています。
本記事ではバス釣り初心者の方が佐賀クリークで釣果を向上させる為のポイント、というテーマにフォーカスして解説していこうと思います。
本記事のテーマ
バス釣り初心者向け!人気フィールド佐賀クリークの特徴と釣果を伸ばすコツを解説!
目次
- 佐賀クリークとは?
- 佐賀クリークの特徴
- 佐賀クリークのバスは少し癖がある。
本記事の信頼性
本記事を執筆している僕は現在バス釣り歴8年。僕がバス釣りを始めたときは、釣り方をネットで調べようにも欲しい情報がなかなか手に入らず、1年ほど釣れない時期が続き本当に苦労しました。
考えてみればその時から「いつかバス釣り超初心者用の解説記事を書きたい!」と思っていました。
最近の釣行では比較的安定して釣果を出すことができ少しでも役に立てばと思い本記事を執筆しています。
それではさっそく解説していきます!
佐賀クリークとは
日本有数の人気バスフィッシングフィールド
佐賀クリークは、佐賀県にある農業用水路で、某人気YouTuberがよく撮影を行なっている場所です。
僕もダム湖やため池、一級河川でバス釣りをしてきましたが、それらと比べ目に見えるストラクチャーが多く、またバスボート等を出さずに気軽に釣行ができ40up、50upがたくさん釣れている人気のフィールドです。
僕の個人的な意見ですが、佐賀クリークはバスに出会える回数は少ないものの、釣れれば40センチはだいたい超えてくる。といった感じです。
ため池などで子バス釣りには飽きたと言うアングラーは佐賀クリークに釣行に行ってはいかがでしょうか?
そもそもクリークって何?って方へ
クリークとは日本語直訳で「小さい川」と言う意味ですが、バスフィッシング用語的には農業用水路と言う認識で問題ありません。
平地での農業が盛んな地域では農地に水を供給するために、人工的に水路を作るためマンメイドストラクチャーの宝庫となり、ハードボトム、打ち杭、田んぼからの流入、水門等が多数あり、飽きずに釣りが続けられるのが特徴です。
佐賀クリークの特徴
極端なマッディウォーター
僕が佐賀クリークの一番の特徴はと聞かれたら、「濁っている」と即答します。
数年佐賀クリークの釣行ポイントの開拓を行いましたが、そのどのエリアも極端なマッディウォーターでベイトフィッシュを見つけるのですら困難です。
佐賀クリークと言ってもその地域は広く、すべてのフィールドに言えることではないのですが、僕の感覚として、ボトムが見えるエリアと見えないエリアの比率は1:9くらいでしょうか…。
また僕の釣行エリアの範囲が横武クリーク公園を中心としていることが前提です。あらかじめご了承ください。
横武クリーク公園に関する情報はこちら
カレントが効いてるエリアが少ない
自動車が通る道路の信号と同じくらい存在する水路の水門ですが、そのほとんどが閉ざされており、インレット、アウトレットなどのカレントがほとんど無いのが佐賀クリーク第二の特徴です。
ブラックバスを探すのに重要なカレント・インレットが少ないということはアングラーにとってとても不利な状況ですが、裏を返せば、そういったポイントは数少ない為、見つければ期待値はすごく高くなります。
古い水路と新しい水路が混合している
佐賀クリークの第三の特徴が水路の作り方にあります。
佐賀クリークの水路には大きく分けて2つの水路があるのですが、一つ目は地面を掘り、周りを杭で固めたような古い水路。
そして二つ目が、コンクリート舗装の水路です。ここ数年、水路の老朽化で大雨の日なんかに、水路が削れ、隣接する道路が崩れ落ちたりし、大規模な水路改善が行われています。
この記事執筆中の現在では、新しい水路がそこまで多くないものの、各所で新しい水路が増え、古い水路と混合する形になっています。
こういった2種類の水路があるということは、大きな変化点になり、例えば手前20メートルが杭がある古い水路、その後コンクリート舗装の水路といったような変化は、アングラーがブラックバスを探すにあたって良い判断材料になると思います。
佐賀クリークのブラックバスには癖がある
上記の内容から佐賀クリーク特有のバスの特徴を探しましょう
マッディウォーターの攻略!
ブラックバスは一般的に、水が濁ったら硬いものの近くに待機している場合が多いと言われます。
これはブラックバスの視界から水中の状況が何も見えず、人間でいう、霧の中や暗闇にいるのと同じ状態のことで、そういった不安をブラックバスは硬い物の近くにいることで解消しています。
また、佐賀クリークは日によって水の濁りが変化するわけでなく、常時マッディウォーターです。そのような環境下にいるブラックバスは、そういった習性がさらに習慣化されていると僕は思います。
佐賀クリークではカラーの選定も重要です
-
【バス釣り】佐賀クリーク攻略にはワームカラーの選定が最重要!釣果向上の為のおすすめカラー3選!
続きを見る
有効なポイントの見つけ方!
僕は約7年ほど横武クリーク公園を中心とする佐賀クリークで釣行、ポイントを開拓してきましたが、インレット、カレントがある好条件のポイントはそう多くはありません。
また周辺が田んぼで囲まれた佐賀クリークですので、田んぼからのインレットは数多くあります。
しかしこれは僕の感覚なのですが、田んぼからのインレットにブラックバスが付いていることは殆どありません。
インレットにいるバスの特徴として、エサが落ちてくるのを待っているのか、または涼みに来ているのかの二択なのですが、佐賀クリークのバスは圧倒的に後者が多いと感じています。
もちろん涼めて、かつエサも落ちてくる。そういったポイントは激アツですが、まずは流れ込んでくる水が冷たいのかを意識して、ポイントを探すことが効率よく釣果に繋がる方法だと思います。
とにかく水門を中心に探れば必ず釣れます!
-
-
【バス釣り初心者講座】佐賀クリーク攻略の鍵!今週末から使えるアクションプラン!クリークは淡々と水門だけ狙っていけば釣れる!
続きを見る
適切な水路の選定!
上記に水路は2種類あると言いましたが、実際どちらが釣れるのか。
これは僕の経験から言える事なのですが、圧倒的に古い水路が釣れます。僕はポイントを開拓するときに重視するのがストラクチャーです。
少し考えてもらいたのですが整備されている水路と、していない水路。ストラクチャーが多いのは必然的に後者になります。
水路の周りに打ち付けてある杭、水路が崩れ落ちたブレイク、もちろん水中にある物の量だって圧倒的に違います。
こういった釣れるポイントを考えて探すのがバスフィッシングの魅力だとしたら、釣りをしていて楽しいのも後者だと僕は思います。
しかし、整備されている水路もストラクチャーはあり、また数が少ないからこそ釣れる可能性がグッと高くなります。
僕のオススメとしては古い水路ですが、様々な場所で釣りをしてみて、自分なりの考え方を持って楽しく釣りをしてもらえたらと思います。
もし全然釣れないって方がいたらこちらにも目を通しておくといいかもです。
-
-
バス釣り初心者がしている「釣れない原因」バス釣りが楽しくなり釣果が向上する4つのコツ!
続きを見る
参考程度に釣り場情報も書いたので、まずは行ってみましょう!今後自分なりに開拓して行って釣り場を増やしていけたらいいですね!
ざっくり佐賀クリークの釣り場を絞ってみました
-
-
【佐賀クリーク】佐賀県の神崎クリークのバス釣りポイントを開拓!釣れる場所をざっくり絞ってみた。
続きを見る
最後にまとめ
ココがポイント
水門や橋脚など硬いものを狙う!
ココがポイント
冷たい水が流れ込む場所を探す!
ココがポイント
ストラクチャーが多い古い水路を中心にポイント開拓する!
それと簡単と言っても、なんだかんだ釣れないのがバス釣りです。どうしても釣れない時は移動しましょう!
-
-
大木クリークのブラックバスを攻略!やっぱり佐賀クリークは難しいので、釣れないなら大木クリークに移動しよう!
続きを見る
最後に・・・
以上、初心者向けに記事を書いてみましたが、僕の経験を元に執筆しましたので、かなりの偏見も混じっているかもしれません。
ですので参考程度に頭に入れて置いてもらえたらなと思っています。
ですが本記事が少しでも皆さんの釣果に繋がれば嬉しいです。
ではまた次回の記事で!